The Leadership Japan Series By Dale Carnegie Training Japan

54 日本のビジネスパーソンの幸福と仕事と自分

Informações:

Synopsis

日本のビジネスパーソンの方々にストレスマネジメントやビジョン設定についておはなしする機会があります。その中でいつもトピックに上がることは、日本社会はとても生きづらい。仕事イコール自分のすべてになっている。忙しすぎ。文字どおり、心を無くしている状態。。。という共有を聴くことはとても多いです。 このポッドキャストをお聴きの方々にも同じようなお気持ちを持ちの方々は多いかもしれません。 最近は、沢山の方々が日本を訪問してくださるようになりました。 私がお会いした海外の方々が口をそろえておっしゃること。それは、「日本大好きです。定期的に日本に来たいです!願わくば日本に住みたい!」中には「今年中に日本に仕事を見つけたいので準備に来日しています。」と言う方もいらっしゃいます。その中には、「日本語をもっと上達したいです!」と、ありがたいことに、海外でこのポッドキャストを聴いてくださっている方々もいらっしゃいます。  さて、その方々とお話しをすると、彼らは口をそろえて、「日本の方々は日本に住めること自体がどれだけ恵まれているかに気づいていないのが歯がゆい。」という事をおっしゃいます。 四季があり、自然に恵まれ、経済大国であり、独自の文化があり、何よりも食べ物がおいしい、人々が親切で、治安が良い。とおっしゃるのです。 実際は、日本に既に住む私たちも、自分達は恵まれている環境に住んでいる事、そのことに感謝をすべきということはわかっている。という状況ではあると思います。 私も含めて、日本のビジネスパーソンの心の重さが軽くなるにはどうしたらいいのか。を日々様々な方々とディスカッションします。  後半では、私が今週実際にお会いした海外の方のエピソードで、皆様の人生に何かヒントになるようなお話しだと思ったことを、この場でシェアをさせて頂きたいと思います。 Mさんと言う方のエピソードです。彼女とは仕事を通じてお会いしましたが、彼女は私の親しい友達であり、心から尊敬する女性の一人です。元気で、仕事もプライベートも充実し、大変な責任のある仕事を軽々とこなし、常に余裕があり、自分の時間もしっかり確保できる方です。誰にでも自分の考えを前向きに上手に伝えることができ、自分の幸せを心から追及している方です。そんなMさんですが、「私も以前はこのような性格ではありませんでしたよ。」と壮絶な過去の経験を話してくださいました。「アメリカの同時多発テロが起こった20